本庄市の中央公民館ホールにて1月30(木)、2月6日(木)の2回で、歌声講座を行いました。

歌声講座①1/30
ご担当の方からは、「歌うだけではなく、みなさんとコミュニケーションをとりながら、心がほっとする、元気が出る、癒されるような講座を」とご依頼をいただきました。
音楽やお話を通して、年代や性別を越えて多くの方々と心の交流を図ることは、私が大切にしていることの1つでもありましたので、本当にうれしいお話でした。
当初30名定員で企画を進めていただいたようでしたが、すぐに定員オーバーになり会場に余裕があったので、お申し込みいただいた方みなさんにおいでいただくことができました。
全2回の講座でしたが、2回目には60名を越える方々にご参加いただきました。
本当にうれしい限りです。 シニア世代の方々を中心に90歳を越える方までおいでいただきました。
初の講座と言うこともあり、選曲には時間をかけました。できるだけ皆さんのよく知っている聴きなじみのあるものを集めました。
今回、講座をやらせていただき、改めて音楽のすばらしさを実感しました。
音楽は直接相手の心に届くもの、そしてこちらがハートをオープンにして心をこめて伝えることで、やさしく深く相手の心に届くということを、あらためて実感しました。
一つひとつの曲には、作曲者、作詞者の「思い」がつまっています。またそこに歌い手の思いが加わり、私たちの元に届くのです。
そんな各曲にまつわるエピソードを紹介しながら、またその当時を振り返りながら楽しく進めさせて頂きました。
1回目の講座は、私が選曲をさせていただきました。最初と最後はオリジナルの楽曲を歌わせてもらいました。
2回目は皆さんからのリクエスト曲をメインに構成しました。
まさに、「人に歴史あり」です。リクエストいただいた1曲1曲に皆さんの思い出が詰まっており、歌っている私も胸が熱くなることが何度もありました。
一つの曲をとおして、みなでその思い出を共有することができました。
これが音楽の素晴らしいところですね。
講座が終わり、私のところにわざわざ来てくださり、手を握って、涙を浮かべて、
「私、久しぶりに歌を歌いました」「ここ何年も歌うことなんてありませんでした」
「本当にきてよかった」そう仰っておられました。
私からしたら、人生の大先輩からのお言葉です。
何かが心の中で動いたのかも知れませんね。本当にうれしい瞬間です。
私が特別支援の教育に携わっているときに、大切にしていた「思い」や「関わり」。
「あなたと出会えてよかった」「生まれてきてよかった」「すべての人がみなステキな存在」
そんな思いを、これから出会うすべての人々とも共感しあいながら、講座や講演活動を進めて行きたいと改めて思いました。
皆さんと出会えてよかったです。
講座にお出でいただいた皆さんに心から感謝いたします。
それから、講座の運営にご尽力いただいたご担当の皆さんに心から感謝です。
ありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしています。

歌声講座②2/6