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2019.10.5 士別市観月会館にて歌声講座!

2019.10.5 士別市観月会館にて歌声講座!

士別市観月会館にて「歌は心をつなぐpart6」~うるおい学習塾・マイプラン・マイスタディ~を実施しました!

今回は士別市にゆかりのある「ひぶなの唄」にスポットをあててご紹介させていただきました。

この楽曲は昭和35年に士別市が、天然記念物的価値があり、観光資源でもある「ひぶな」の声価を高めるべく全国より、「ひぶなの唄」の歌詞を募集し、その中から厳選なる審査のもと3曲が選定されたもので、すでに市民の方々の記憶から消えかかっていた楽曲で、講演の依頼主でもある士別市在住の池田亨さんが大切に保管していた、メロディー譜をもとに、約60年の時を超えてここに蘇ったものである。

会場の方々は、懐かしくも新鮮な面持ちで、わが故郷の「ひぶなの唄」を歌っていらっしゃいました。ゆったりと流れるような3拍子のメロディーに心いやされながらの合唱となりました。

私もご依頼いただき、ひぶなと士別市とのつながり、歴史をもう少し調べたくなり、市役所、博物館館長、第6番札所 霊水山 不動院をめぐり、当時のエピソードを伺ってまわりました。

「ひぶな」の生態についても調べてみました。ひぶなは「ギンブナ」の突然変異だそうで、黒い色素を欠き、赤く変色したとのこと。びっくりしたのそのほとんどが、雌であるということ。ギンブナは雌性発生と呼ばれる変わった繁殖様式で、子はメスの遺伝子のみを受け継いだ「クローン」になるとのこと!

ドジョウやウグイ、コイなど他の魚の精子と受精し、細胞分裂をはじめるとその後オスのゲノム(遺伝情報)はすべて排除するとのこと!これまたびっくり!

精子は単なる繁殖のためのスイッチの役割で、一切遺伝情報は引き継がないそう!したがって母親とおなじクローンが次々に誕生するわけである・・・

いやーなんだか、男として複雑な気持ちになったりもする・・・

きっかけ、スイッチ、だれでもいい・・・

今回は「ひぶなの唄」から色々と勉強をさせていただきました。

後半は坂本九さんの思い出の地をたどり、同級生でもあり茨城県笠間で老舗の蕎麦屋を構える、手打ちそば甚兵衛 柏屋の大将 沼田淳二郎さんにお会いし、伺った数々のお宝エピソードをご紹介しながら、九ちゃんの軌跡をヒット曲とともにたどりました。

濃厚な2時間でした。また来年の再開をお約束しお開きとなりました・・・

素敵な出会いに感謝・・・

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